令和6年4月、市役所の近く珠洲市上戸町にある一戸建て

行政による水道本管の修理が完了して、飯田地区の各ご家庭でも水道が使えるようになった時期です

しかし、水道メーターまで水が来ても、宅地内での漏水が多発していました

大半のお宅は、通水して始めて漏水に気づきます

そして、水道業者さんがつかまらず、100件、200件待ちという状態でした

頼んでもいつ直しに来てくれるかわからない状況、それまでの間は元栓を閉めて断水状態です

そういう時期にご縁があり、珠洲市にある一般のご家庭の修理を初めて行いました

支援内容

宅内漏水箇所の特定~応急修理

漏水箇所は、エコキュートの真下、コンクリート土間の下と特定しました

土間をはつって、破損箇所を直すのは大掛かりな工事になるため、新配管でバイパスして直すことにしました

まずは、珠洲市のムサシで簡単に手に入るVP16を購入して、破損していないところを掘り出して、切断、再接続をしました

VP16は、凍結に弱く、硬質の管であるため、再度の地震発生時にも破損しにくいような管を後日施行することに、しました

水道配管の本工事

VP16に換えて、ポリ塩化ビニル管を使用しました

VP管、HI管よりも可とう性が高く(柔らかく)、凍結にも強い、近年の新築住宅に使われる配管です

キッチン混合水栓の交換

地震とは直接的な関係はありませんが、経年劣化により水が止まりにくくなっていたため、この機会にに交換しました

屋根工事業者の紹介

こちらのお宅は、棟がほとんど落ちていました

ブルーシートはご主人が屋根に登りご自分でかけられたそうです

屋根の修理もいつになるか見通しが立たない、とお話されていました

知人を介して珠洲市の信頼できる瓦業者さんを紹介したところ、すぐに対応してもらうことができました

感想

テレビ等、メディアには詳しく取り上げられることがない現状を目の当たりにしました

本記事投稿時、令和6年8月です

こういうお宅が、珠洲市にはまだたくさんあることが考えられます

一日も早く、快適な生活環境に戻せるお手伝いをしたいと思います